ARES M110 SASS(ARES MODEL SR-003E)
Semi Automatic Sniper System
EFCS MODEL
今回はARES社製KAC(ナイツアーマメント)M110SASS(セミオートマチックスナイパーライフル)のレビューをしてみたいと思います。ARESは元はSTARと同じ物もしくは廉価モデルを作っていましたが最近は独自に商品展開をしています。両社の繋がりは不明ですが筆者が思う両社の製品の共通点は壊れやすいです。外装はそれなりに努力の跡が見られますがこれまでM4系を各種、ミニミなどを購入しましたが内部が壊れなかった銃は一つもありませんでした。特にピストン回りと独自のスイッチ系が欠点と思えます。
ですが前述した様に魅力的なモデルも多々出しているので思わず手にしてしまうメーカーでもあります。

実銃のM110はアメリカ陸軍が制式採用した7.62x51mm弾を使うセミオートスナイパーライフルで、システム化されたスコープやアクセサリーキットと共にハードケースに入れられて支給されています。基本構造はナイツ社のSR25と同様で、アーマライトのAR10の子孫と言えます。AR系と同様の操作形態をしているので、M4カービンやM16を使っている射手ならば基本操作に関する部分が共通なので教育上のメリットもあります。

とりあえず実銃の話は置いておいてARESのM110です。同社では過去に1度このモデルを発売していましたが、筆者が購入したのは現行の後期モデルです。初期モデルとの違いはマガジンキャッチ周辺のファンクション系がボディと同色のタンカラーになった事、EFCS(Electronic Firing Control System)というデバイスに対応したトリガーシステムを持っている事、正式ライセンス品となりナイツの刻印やアドレスなどが刻印された事などです。
バリエーションはタンカラーのSR-003EとブラックカラーのSR-004E、リトラクタブルストックとショートバレルを装備したSR-005(TAN)とSR-006(BLACK)があります。購入したのはSR-003Eですが写真を見るとファンクション関連のパーツが黒く塗られています。これは初期型では?と思うかも知れませんが、当方がナイツ社のカタログをみて実銃に合わせて塗装をしました。ですが現在は実物もボディと同色なのでかなり情弱な感じです。笑いたくば笑え。
こちらが製品のARESM110です。リアサイトとレールカバーパネル、リアスイベルは実物に変えてしまっていますので正確なカラーや外観ではないですがファンクション系塗装も含めてご容赦ください。さて、フィールドで弾速測定をしたのですが、スカスカで冴えない発射音と共に0.20gのBB弾で69.8m/sという悲しみの初速を叩き出してしまいました。その日は1ゲームだけ使用し、速攻でショップに送付しました。一ヶ月ほどでショップさんの方でしっかりしたカスタムをしてもらい完成後は初速は90m/s〜91m/sの間で推移しています。また同時に11.1Vでの作動を対象にしたカスタムをしてもらっています。自分でもやれそうですがやはり安心・確実・丁寧なプロに頼むのが最近の著者の嗜みです。
アクセサリーを装着して想像通りのかっこよさになると思ったのですがなにかこう違う。実物の写真を見ていると違和感が沸いてきました。ARES製の方がなんかこうずんぐりしている気がします。KACのカタログによるとM110のバレルは20インチでM16A2などと同じフルサイズです。そこでバレル基部あたりからバレル先端までを計測したところ19インチほどしかありませんでした。先端についてるナイツのハイダーはバレルを少しくわえ込んでいるので念のためハイダーを外して計測しましたが1インチほど足りません。カタログと見比べてもRASよりも前のアウターバレルが明らかにARESより長く見えます。そこで実際に実際に比べてみました。
見にくいですがARESとKACの実物を重ねてみました。ほぼ同寸で調整していますが多少の誤差はご勘弁ください。ただ先端部分のハイダーが明らかに長さが違います。ハイダー1個分まるまるです。これはかつてマルイがやったMP7のサイズ違いと同じでハイダー込みでバレルの計算をしてしまったからではないでしょうか。あーやってしまったのか。それとも僕の目の錯覚なのか。
そんな訳でさらに検証してみます。レール部分からすでに長さが違うのは画素数誤差とレンズの湾曲収差によるもので、レールの溝の数などはあっているので概ね黒いサイレンサーマウント部分までは同寸と思えます。実物が色の濃い方(長い方)ARES製が短い方になります。
やはりかなり違う感じです。これはなんとかしたいと思いとりあえずエチゴヤ製の延長アウターピース1.5インチを購入しました。ARESは14mmの正ネジなので正ネジタイプを購入し、塗装した感じです。
こちらがエチゴヤ製アウターピース正ネジ14mmです。インディのダークアースで塗装し装着します。
装着するとこんな感じです。ハイダー後方にバレルがかなり入り込むので2インチを購入しても良かったかなと思いますがとりあえずこれで装着です。
取り付けるとこの様になります。若干バレルの太さが細いのと色が違いますが遠くから見るとそこまで気になりません。
そして肝心の長さですがこの様な感じになりました。いかがでしょうか。一番上が実物です。先述した通りカメラのレンズの影響でARESの方はバレル先端が奥へ曲がる感じになっているので実物は若干写真よりも長いですが概ね長さがあって外観も思った様なスリムな銃になりました。ちょっと寄り道をしてしまいましたが、本体のレビューを続けていきたいと思います。なお実物のカタログには全長データがストックを縮めた状態で46.75インチ(119cm)となっていますが、これはアウターバレルより十数センチ以上長いのでおそらくサイレンサーを装着した時の長さだと思われます。実際にサイレンサーをつけると46.75インチに近似しました。
まずはフロント部分。問題のアウターバレル長は置いておいてサイレンサーが装備可能なブロックがガスブロック前方についています。SR-25と同じ方式で、ナイツが長年使用している閂タイプのロック機構です。ガスブロックは上下に独立したレールを持っていてこちらはハンドガードのレールよりもやや低い位置に設定されています。
ハンドガードはURX2の12.5インチタイプで外部にネジが露出している等一部実物と異なりますが、フロントサイトがフリップアップ式でレールのナンバリングも記載されています。実物のURX2のタンカラーはカタログには無いのでコンプリート専用パーツなのかもしれません。そもそも取り付け可能なのかもわかりませんが実物を買って特注でセラコートとかしないと作れない気がします。純正レールは塗装がかんり厚いのか元から少しサイズがあってないのか、ネジ止めタイプ(PEQケース、スコープリング)やトリロック、スローレバータイプ(シュアファイア他)は固定に問題は無いですが、レール先端から通していくタイプのモジュール(バーチカルグリップ等)はモデルによってはほぼ取り付けできない程キツイです。ハンマーで叩くと少しずつ前進しますが塗装を削っていってしまうのでオススメしません。
レシーバーはSR25系ですがかなり形状が変わっています。セレクター、ボルトストップ、マガジンキャッチがすべてアンビ化されており左利きへの配慮がしっかりとしています。またKAC公認モデルなのでナイツの刻印もしっかり入っています。ダストカバーはチャージングハンドルと連動で開閉します。
ダストカバーを開いてチャージングハンドルを引くとHOPダイヤルが出てきます。初期型は従来型G&P式の横軸ホップチャンバーでしたが次世代やマッドブル式の縦軸タイプになっています。またダミーボルトは写真の位置で停止し、ボルトストップを押す事で解除される仕組みになっています。この辺のギミックはかなり頑張っていると思います。ただダストカバーの裏側までタンカラーだったのでここは黒に変更しました。
レシーバー左側面。ナイツロゴとマガジンキャッチ/リリースボタン。ボルトストップリリースボタンが配置されています。セレクターはSAFEとFIREで実銃はセミオートなのでフルオートの位置の刻印はありません。但しフルオートのポジションに移動させればフルオートが撃てます。トリガーロックなどを考慮してもフルがあると安心です。グリップは一般的なG&Pタイプです。
チャージングハンドルはいわゆるガスバスターと呼ばれるタイプが付いています。これは実銃での機能ですが、発射ガスの一部を直接ボルトに送り込みボルトキャリアを後退させるAR系のガス圧直接利用(DI/リュングマン)方式の銃特有の問題で、後退するボルトと共に一部の発射ガスがレシーバーやチャージングハンドルの隙間から漏れてくるもので、このガスは当然高温の為ガンオイルなどと共に飛び出すガスは射手に火傷をさせる恐れがあります。特に顔面に近いチャージングハンドル部分の問題は深刻な為あらかじめガスルートを設けて右側面にガスを逃がす構造をしています。これにより射手は安全に射撃ができます・・・ってちょっと待て左利きの射手はどうなるんだこれ。実物のガスバスターも見たことありますが、左利き用はありません。レシーバーに付いているケースデフレクターも本来左利き射手用ですが、ここまでアンビ化させておいて最後はこの仕打ち。ARESが悪いわけではないしエアソフトガンなので関係無い機能ですがもう少しなんとかならないものか。(著者は左利き)
ストックは調整ダイヤルを緩める事でバットプレートが伸縮します。チークの高さ調整はできません。この辺は陸軍のM24系と同じでチーク分は初めから計算してる感じでしょうか。ダイヤルは右側面のみの固定式ですが、左利き射手でも邪魔にならない位置です。ストック基部には汎用タイプのQDスイベルのインサートホールがあります。こちらは左右にあります。バッテリーはストック後方を一度分解して交換します。調整ダイヤルを取り外しバットプレートを引き抜き、内部にあるコアの左側面側を引き抜きます。比較的固いので抜けない場合はマイナスドライバー等でテコの原理を利用して取り外してください。。バッテリースペースはストックの調整機構等が入っている為、意外と小さく、AKスティックタイプなどは使えません。リポバッテリーのミニタイプやスリムで短いタイプが使えます。写真はNANO-TECH製の11.1V1200mAhです。
マガジンはグレー(ブラック)とタンの二種類が出ています。本体カラーに関係無く付属しているのはグレーの方です。実銃でもマガジンはグレーなのでカラーにこだわりが無ければグレーを買っておけば間違い無いと思います。マガジン自体は特にクセも無くスムーズに給弾されます。
純正付属品。パネルカバー3枚、マニュアル、フロントスイベル、リアスイベル、KACタイプ1ピーススコープマウントです。写真には写っていませんがKACタイプのリアサイトも付属します。どれも実物では入手が面倒で高価なのでこれだけつけてくれるのはありがたいと思います。スコープはレプリカでダークアースカラーですとG&PのG&P製のGP-SCP005 M-1 3.5-10×40mmイルミネイトスコープくらいしか選べませんが、せっかくですのでダークアースで揃えた方が良いと思います。
別売りオプションのサイレンサー。このサイレンサーはマーケティングに於いて致命的な誤報の流布があります。このサイレンサーは取り付けるにはフラッシュハイダーを取り外さないといけないというものです。結論からいうとそれは間違いで、サイレンサーは実銃同様にフラッシュハイダーを取り付けたままで装着可能になっています。ハイダーを外さないと付かないという点でがっかりして購入を諦めた方も多いと思うので是非再検討をしてください。
サイレンサー本体はアルミ製でSR25のものよりも更に長くなっています。これはハイダーを含めバレルを覆い被せる構造の為に、長いもので、実際に延長される長さはそれほどではありません。とは言ってもフルサイズのAR10系モデルにサイレンサーなのでやはり長いには長いです。本体の筒は1ピース構造になっていて分割式ではありません。テキストもしっかり記載されています。
さて、問題の取り付け方法です。多くのショップ、オークション等でサイレンサーの取り付けにはハイダーを取り外す必要がありますと記載されています。確かにハイダーを付けたままサイレンサーを挿入していくと写真の位置で停止します。しかしこれは内部にストッパーとなる閂とハイダーの間でブレを防止するためにテンションスプリングを装備している為で、そのスプリングがかなり固い為、それ以上押し込めないと思いハイダーを取り外して装着という手順を踏んでいる為だと思います。
サイレンサー本体の挿入は銃を立ててバットプレートを床面に起き、サイレンサーのロックを外した状態でサイレンサーを持ち、ゆっくりと体重をかけてサイレンサーを押し込んでいけばスプリングが動きだしハイダーより後方に押し込めます。最終的に閂のロック位置まで持っていけばロック完了となります。
こちらの写真ではハイダーは装着された状態で組み込まれています。ハイダーを外した場合サイレンサー本体の支えがロック機構だけになりガタつきが凄まじいものになります。最悪、BB弾がサイレンサー内部でぶつかって発射できず使い物にならない可能性もあります。ハイダーを付けたまま装着すればガタは一切出ませんので安心して使えます。
ただしこちらの欠点としては先述したアウターバレル長の問題がでてきてしまいます。アウターバレルを延長した状態では装着が途中までしかできませんので、サイレンサー装着をメインで運用するにはアウターバレルは購入時のままで使うしかありません。サイレンサーを装着した状態はアウター基部からサイレンサーが始まっている為、の長さ問題が関係無くなります。リアル寸に近いものになるのでアウターを延長させなくても良いとは思いますが。既に相当長いですから。仮にアウターを延長させてサイレンサーが装着可能にした改造ができたとしてもサイレンサー装着時の長さは同じです。
いずれにせよサイレンサーはハイダーを取り外さなくても付くという点だけははっきり言っておきます。
装着アクセサリーはARES M110サイレンサー、KACバイポッドアダプター、ハリスバイポッドSサイズ可動式。ポッドロック、KACレールパネルタープカラー3枚。KACワンピーススコープマウント、リューポルドMark4 M110、バトラーキャップ、KAC QDスイベル。KACリアサイト、この他にKAC3ポイントスリングとPEQ15、スコープレンズガードなどを取り付けています。
さて、ここからは残念な点というかいかにも中華系らしい悲しみの問題点をいくつか挙げていきます。まずマニュアルの表紙ですが旧製品のままで、ライセンス取得後にナイツの公認であるシールを上から貼り付けてあるだけです。表紙下部にあるナイツのロゴも上乗せでシールを貼っただけでした。
こちらはチャンバー解説部。そもそも品物の形状が違います。前期モデルのまま放置されて掲載されています。
こちらはバッテリーの解説。おそらくですが絵に写っているサイズのバッテリーは入らないと思います。それとリポバッテリーを使う事を前提に記載されていますが、写真のバッテリーの絵だと8セル、29.6Vというあり得ない高電圧になります。また説明文に8.4V-11.1Vとありますが、1セル3.7Vのリチウムポリマーバッテリーは存在しません。ニッケル水素とごちゃ混ぜのかなりいい加減な説明書です。ニッケル水素だとしたら9.6Vなので8.4ではないし。しかもこれが結構大事故に繋がっていきます。(後述)
トラブルの発生
内部チューンもしてもらい、外装もパーツを揃えていざ使用してみるとオーダー通り11.1Vでのセミオートのキレと優れた精度によりセミオートだけでもかなり遊べる銃になりました。しかし家に帰り次のゲームの日になるまで2週間ほど放置した後、バッテリーを充電しようとした所、充電機がバッテリーの低電圧警告を出しました。3セル11.1Vのはずなのに1セルの表示でした。断線でもしたのかと思いましたが11.1Vのバッテリーは他に無かったので翌日は7.4Vのバッテリーをゲームで使いました。その後同じ状態で2週間後に再充電の日を迎えるとバッテリーが同じ状態で警告が出て、1セル0.6Vしかないと警告がでました。ここで何か調べれば良かったのですが、使ったバッテリーがかなり古かった為、SCAR用で1個しか持っていなかった事もあり、新しい7.4Vリポバッテリー(同型同メーカー)を購入して同じように使用しました。
結果はやはり2週間後にセルが1セルとなり低電圧で充電できない状態になりました。さすがにこれは異常だと思いました。
もしかしたら初期のトレポンの様にバッテリーを入れて待機しているだけでも電気を使ってしまうタイプなのか・・・色々考えているうちに偶然見かけたアイテムに微妙なヒントがありました。
ARESがM110等で売りにしている別売りのELECTRONIC FIRING CONTROL SYSTEM(EFCS)です。銃本体とバッテリーの間に接続する事でセレクターのファイアリングシステムを書き換えるシステムで、セミ/フルの一般的なコンビネーションの他にセミ/3バースト、3バースト/フルオート、セミオートオンリーに切り替えができます。基本的にセミオートで使うので特に興味の無いシステムでした。
が、よく見るとこのシステムにはもう1つ設定項目がありました。なんとバッテリーのタイプを選択する項目があったのです。
選択できるのはNi-Mh(ニッケル水素)、2Cセルリポ(7.4V)、3セルリポ(11.1V)です。項目がある以上規程のバッテリーを使わなければ異常が起きて当然と言えます。
最初のレバーは一番上のニッケル水素のポジションで、二番目が7.2Vですので工場出荷の状態で11.1Vである可能性は限りなく低いです。また説明書にはリポの表記があった事を考えると2セルに設定されている可能性もありますが、それだと2セルのリポが死亡した理由と合致しません。つまり工場出荷設定ではニッケル水素であった可能性があり、リポはどちらも差分の電力を奪われて死んだ可能性があります。
ただこちらはまだ未確認情報なので、初期のトレポンの様な電力を吸い続けるメカボックスの可能性もあります。とりあえず11.1Vの設定で満充電にし、半日〜1日くらい置いて残量を計測して容量の減りなどを調べ原因を追及、後日報告したいと思います。


【2015/03/27追記】
バッテリーについての検証をしてみました。結論から言うとバッテリーのセッティングに関係無く装着されたバッテリーの電力は吸われていくという事が分かりました。まずゲーム投入前日に各種EFCSの設定だけしてバッテリーは外し、現地でバッテリーを接続しました。使用したバッテリーは新品で数回慣らしたnano-tech製11.1V 1200mAhです。ゲーム投入回数は1回だけで発射弾数は約250発ほどでした。帰宅後すぐに再充電を行うとだいたい460mAh充電できました。射撃は主にフルオートよりも電力を使う3バーストでしたがそれにしては電力を喰いすぎです。
EFCSの燃費の可能性も考えられるので翌日満充電の同バッテリーを銃本体に接続し、セレクターOFFのまま約4時間半放置後再充電を行ったら、初期計測で電圧が12.1Vで95mAh入りました。
翌日には満充電からセレクターオート(内部設定では3バースト)のポジションで約8時間ほど放置し再充電を行った所、初期の電圧は11.2Vまで降下しており、145mAh充電できました。バッテリーの放電特性が最大50Cと高いのでバッテリーそのものを24時間放置し充電した所、即座に満充電のサインが出ましたので自然放電等では特に問題はありませんでした。
この電力消費速度ですとおそらく一週間ほどでフル充電をした1200mAhのセルの容量は空になりますし、それ以前の4〜5日程度で低電圧によってバッテリーが死にます。その他のバッテリーも2週間放置してからの充電で既に死んでいたので銃本体が待機中でもトレポンの様に電力を常時吸っている事になります。
対策としてはゲーム終了後なるべく早くバッテリーを取り外すしかありません。弾数を撃っていれば、帰宅中の数時間でバッテリーが損耗してしまいます。
システマのトレポンの様にセーフティにしていれば通電しないという訳ではなく、セーフティでも電力を吸っているのでかなり残念な仕様と言えます。他の機種を持っていないのでなんとも言えませんがEFCS搭載のトイガンはすべてこうしたリークが起きているのかもしれません。これから購入される方はご注意ください。
別売りオプションのELECTRONIC FIRING CONTROL SYSTEM(EFCS)の接続方法。ラバーキャップを外しコネクタを銃とバッテリーに接続、選択しているファイヤリングモードと使用するバッテリーを確認し、ENTERボタンを押すだけでブザーが鳴って設定完了となります。今回せっかく購入したのでファイヤリングモードをセミとフルからセミと3バーストに設定してみました。男ならセミ/セミにしろという声が聞こえてきそうですが接近戦メインのフィールドなのである程度火力が無いと怖いのです。
設定が簡単で軽く持ち運びも容易なのでゲームのインターバル中に設定変更も可能です。
デザインもなかなかかっこいいと思います。バッテリーモードの変更の為だけに買いましたが色々試してみたいと思います。
【トラブルその2】
ストックを固定しているスクリューが破断しました。ありえない箇所の破断ですがよくみるとマイナスのナベネジに棒を溶接しているような構造でしたこれでは千切れます。ネジの長さが特殊な為代用品が無いです。勿論パーツオーダーもできなさそうですので、M16A2のストック固定ネジを加工して取り付けました。2ゲームでこれとはさすがARESです。でもかっこいいので頑張って使うぞ。なるべくセミオートで。