KNEEPAD INSIDE
ROUGH&ROAD KNEE PROTECTOR
RR10070
最近のサバイバルゲームはインドア、アウトドア、またはその双方が混成するフィールドなど実に多彩です。その中で比較的必需アイテムとしてニーパッドの存在があります。ニーパッドは主に市街地や室内などの固い地面などで使用されるものなので森林フィールドなどでは不要に思えますが、最近の有料フィールドは100人以上で開催されるものも多く、長期間経営しているフィールドでは土が踏み固められてかなり固いです。通常のサバイバルゲーマーであれば市販されている実物、レプリカの各種ニーパッドなどを使用すれば問題ないのですが、ミリタリーコスプレ的にニーパッドを使わない系統のジャングルオペレーションや砂漠での偵察装備や、山岳地帯での重量軽減の為にパッドを使用していない隊員の装備を真似する場合などは外見上パッドを外さなければなりません。
しかし前述したように現在のフィールド状況では森林地帯でも地面が固く、膝の保護は比較的重要です。市街地フィールドなどでは無いと話しになりません。そこで筆者はコスプレの邪魔にならずに膝を保護する為にBDU、コンバットパンツ等の下にパッドをつけて見えなくすると言う事をしています。
今回はそんな感じのグッズをいくつか紹介します。
ラフアンドロード RR10070
モトクロス用のニーパッドでスリムなデザインになっています。表面はプラスチック素材で内側がクッション素材になってます。上スネから膝まで保護していてベルクロで脱着できるのでトイレの時や脱着などで靴を脱ぐ必要がなく便利です。比較的コンパクトな設計な上にモトクロスでの使用を想定しているのである程度堅牢です。価格は2000円程度ですので破損しても買い換えがききます。
RR10070を装着した状態。BDUからふくらみやシルエットも見えることなく装着できています。パンツサイズがXS〜S程度になると多少目立つようになるかもしれませんが外見を妨げる事無く膝を保護できます。コスプレ的には欠点は無いですが、実用した場合ニーパッドの裏側の硬質プラスチックと固い地面の間にBDUが挟まれるので摩耗が激しくなります。とはいっても元々BDUの膝にはそれなりの負荷を想定して生地が重複しているのでそれなりの耐久性はあると思います。90年代の砂漠装備やジャングル装備等で活用できると思います。
使用中にズレなどを感じた場合ベルクロの固定箇所を増やすなど裁縫系のカスタムが可能ですが、裏面にゴム糊を塗りつけて滑り止めにする事ができます。ゴム糊はホームセンターやamazon等で購入可能なので使ってみるのも良いと思います。
ゴム糊を塗りつけた状態。乾燥すると染みこみますが何度か重ね塗りする事で好みの強度に調整できます。
スポーツオーソリティ製
スポーツオーソリティで購入したパッド。1000円程度で安価で薄いですが保護力も低めです。またトンネル状の形態なので靴を脱がなければ脱着できないという難点があります。既にカタログ落ちしていますが類似品が販売されています。実用度は低いです。
DESCENTE DVB8100 BLK
こちらはスポーツなどに使用されているニーパッドで同じくトンネル式になっていますのでパンツ内部につけるには脱着が面倒です。素材はレーヨンとポリエステルでパッドの厚みは25mm。日本製。価格は1個1500円程度ですが、amazon等で販売されている場合ペアではなく1個の価格である場合が多いので2個買うには倍の金額が必要になります。スポーツオーソリティ製よりもパッドが厚いですが、地面がコンクリート等の場合は急なニーダウンだと足に負担がかかります。