HUMMER H1カスタム日記
PART 3 |
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HUMMER H1カスタム日記3回目です。今回はいよいよ天井に穴を開けてウエポンステーションを搭載します。ウエポンステーションはダックスガーデンさんというカスタムカーショップで実物から型取りしたFRP製のものが販売されています。これを購入、装着して貰い、Vショー等で売られている個人制作のM2ブローニング電動銃を購入しマウントしようと考えました。実物は鉄製ですが、ダックスガーデンさんのものはFRP製なので強度的に実物クレイドル等使えなくなりますが、その辺は軽量なパーツを作って工夫しようと思いました。また同時に荷室を仕切っている壁を撤去してもらい、荷台と室内を貫通させてもらう事にしました。そしてフロントウインド上部にある3連のランプも専用カバーで覆って貰う事にしました。
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2012年9月 ウエポンステーション作成/ルーフランプ撤去/荷室撤去 |
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まずは内装をはがし後部座席等余分なパーツを取り外しています。分解中になぜか内部から木製の角材が出てきたとの事でした。謎です。さすがHUMMERです。 |
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切断完了です。スラントバックは雨漏りするのでこの時点では荷室との境の床面を5cmほど残してもらっています。 |
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ウエポンステーションが作られていきます。小パーツとフロントマーカーランプの目隠しパーツ等です。 |
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ウエポンステーション本体部分です。かっこいい。 |
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そして屋根に穴が空きました。 |
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天井内部です。HUMMERに使われている内蔵式のロールバーは丸いパイプ状のものでHMMWVの角材状のものとは違います。またロールバーを通している場所も異なるので中央のロールバーを切断する必要があります。そこに内側のウエポンステーションパーツを装着し、一応の補強パーツなどをつけます。 |
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内部は黒く塗装されて完了です。 |
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外側はローラーを多数付けて回転可能な設計になっています。内部と外側からパーツを挟み込んでウエポンステーションの固定用の基礎ができていく感じです。 |
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ウエポンステーションと開閉式の屋根がついて塗装、完成です。写真右の楕円のリングパーツはターレットロックで実物がついています。 |
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内部から。ハッチクランピングと呼ばれるハッチを内側で固定して開閉を外からできなくするロックパーツもついています。写真右はルーフランプにカバーをつけた状態です。 |
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納車直後ダックスガーデンさんの工房前にて。 |
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こちらが完成体です。やはり上に武器が載っていなくてもウエポンステーションの突起があるだけでかっこいいです。ダックスガーデン様、制作ありがとうございました。
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2012年10月 電動M2ブローニング/シールド設置 |
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ついに夢見た形状になったHUMMER H1です。この姿を何度夢見た事が。ソロモンよ私は帰ってk・・・
ウエポンステーション取り付けにあたっては欠点もいくつかあります。まず雨漏りです。こちらは基本前方のハッチクランピングを固定しているネジから漏れてきます。その他の場所は比較的防水ができているので高速道路で何度かゲリラ豪雨や豪雨に遭遇しましたが問題有りませんでした。もう一つの欠点はロールバーの切断によるボディ剛性が低下する事です。また屋根に本来装着されていた断熱材が全部無くなりますので夏場の直射日光による熱がすごいです。エアコンを全開にしても帰宅までに全然冷えてきません。断熱材が無い事で外部の音も入り込みやすくなっており、特にハッチが軽いので高速の継ぎ目などでカタカタと音がなります。この辺は後ほど対策していくことになります。
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クレイドル完成にあたり、フルスクラッチでイベント等で販売されていたM2ブローニングを購入しました。内部ユニットはP90でお願いしたのですが何故かFA-MASが入っていたり色々謎な部分もありますが、その辺は別コンテンツの電動M2ブローニングで紹介したいと思います。とりあえず撃てる事と、メインのボディがアルミで銃身関係は塩ビパイプをメインに制作されているので軽量な為、ウエポンステーションに負担がかからないであろう事を考慮し選択しました。実物クレイドルは重すぎるので初めから装着を諦めて木製の板等で簡素なマウントを作りました。シールドはハートロック2.0で射手が次々撃たれて死んでいったので、その教訓を活かす為に付けました。しかも自作のショボいクレイドルをうまく隠せて一石二鳥です。シールドもベニヤ板で作っています。角度変更をしている部分にはステーで補強して、ホットボンドで溶接っぽい感じを再現しました。
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正面から見た所です。外装でやりたい事はほぼ完成に至りました。購入から8年で念願のHUMMER H1 HMMWVタイプ完成です。細かいところはまだまだやりたいですが、写真撮影やヒストリカルゲーム等に持ち込める最低レベルには到達したと思います。
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ウエポンステーション後方から。クレイドルは微妙ですがM2の後方は結構リアルなので相殺されてなんとかごまかせる感じです。
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チーム員に射手のモデルを頼みました。これがやりたかった。
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下方向に射角がとりにくかったのでシールドのバレル下面部分をカットしました。基本的に撃ち下ろしがメインになるので。
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2012年10月 ガンナースタンド購入/ガンナーシート設置 |
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ガンナーシートとガンナースタンドを取り付けました。スタンドの方はリアエアコンがある関係でかなり後方になっているので固定などせずに置物になっている感じです。射手が乗ると足を置く位置にエアコンのユニットがあるのでかなり乗りにくそうでした。なので後日リアエアコンは撤去されることとなります。ガンナーシートはウエポンステーション天井部に設置された専用のフックで固定されます。初期のものは2インチ程度のストラップで簡素なものでしたがこちらは新型で金属ベースにACUデジタルカモ迷彩パッド付きの豪華なもので射手の負担を減らしています。クイックリリースフックなどもついていて緊急時にはすぐに取り外せます。最新型のHMMWVなどでは防爆対策でタカタのレーシング用シートベルトなどで固定されているようです。 |
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貫通した荷台スペースから撮影。この貫通によって意外と積載能力が高まりました。見た目もだいぶ良くなりましたし、後部座席から荷室に置いた荷物や銃器を取り出せるので便利です。か数センチの壁がどいただけでもガンケースや多くの荷物が余計に入る体積が稼げたのは驚きです。ただ荷室の左側にはマフラーが通っているので熱源になって夏場は悲劇です。 |
2012年10月 ハートロック2012参戦 |
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ウエポンステーション装着後はじめてのハートロック参戦です。まだガンナーの足場のエアコンユニットはそのままで改善してないので、ガンナーの足には結構な負担になりましたが、それなりにロケーションになる感じで協力できました。
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ODAで参加ですが、本体が車が入れないエリアに行くと車両防衛の為にお留守番をする感じになります。ウエポンステーションがちゃんと真後ろまで回転しています。
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車両は撃ってはいけないルールですが、万が一の為に左右の窓は撃たれても良い様に全開です。フロントはなにか防御を考えたいです。
運用面ではいくつか課題が見えたので次回や主催ゲームに備えて改良が必要と感じました。
今回はここまでです。
PART4に続く
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